紅海で石炭運搬船沈没か、フーシ派が攻撃 乗組員1人不明
Adam Makary Jaidaa Taha Lisa Baertlein [カイロ/ロサンゼルス 18日 ロイター] - 英海軍関連機関、英国海運貿易オペレーション(UKMTO)などによると、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けたギリシャ船籍の石炭運搬船「チューター」が紅海で沈没したもよう。 今年3月も、英国所有の船舶がフーシ派の攻撃を受け約2週間後に沈没していた。 チューターは12日にミサイルや爆発物を積んだ遠隔操作ボートの攻撃を受けた。UKMTOは18日、「軍当局の報告によると、(チューター号の)最後に報告された場所で残骸と油が目撃された」と述べた。 攻撃時にエンジン室にいたとみられる乗組員1人が行方不明になっている。 フーシ派は昨年11月から、紅海を航行する商業船を襲撃している。 米英軍は17日、イエメンのホデイダ国際空港と紅海沖のサリフ港近くのカマラン島を空爆を実施した。