【BD】年間最高試合は、あの”逆転KO”試合!溝口COOだけが出席し、相手は大遅刻
12月11日(水)都内某所にて、格闘技イベントBreakingDownの年間表彰式『BreakingDown(BD) Award 2024』が行われ、「年間最高試合賞」として、12月8日『BreakingDown 14』の”壮絶逆転KO”[溝口勇児vsSATORU]が選ばれた。 表彰式にはSATORUは遅刻し欠席、勝利したBD溝口COOのみがトロフィーを受け取り「お前自分で選んだだろって言われますよね」と苦笑した。 【フォト】溝口COOの強烈なパンチがヒット!劇的KOの瞬間 この試合は当初、SATORUが飯田将成と対戦希望するも、飯田がオーディション会場に現れず。COO溝口が「俺とやらない?」と持ち掛け決定した。 SATORUは前日会見でも、溝口を一切”眼中なし”とする言動。溝口は「舐め腐っているな」と静かに半ギレしていた。下馬評でも、SATORU有利である。 試合が始まると、溝口が長身を生かした蹴りも、SATORUの強烈フックに溝口がダウン。 しかし溝口は折れずに、組んではヒザを入れ続ける。SATORUも最後までフックを狙い続けるが、ゴング”1秒前”に溝口の右カウンターがヒット! ほぼ同時に終了ゴングが鳴り、SATORUは立ち上がれず。溝口が劇的KO勝利を収めた。 アワードでは、年間最高試合候補として、6月のBD12[冨澤大智vs井原良太郎]、9月のBD13 [山本隆寛vsYURA]、BD12[安保瑠輝也vsスダリオ剛]がピックアップされたが、名試合たちを退け”残り1秒逆転KO”が選ばれることに。 全賞の中、最後から2番目の表彰となったが、SATORUは現れず大幅遅刻。溝口が一人で朝倉未来からトロフィーを受け取った。 溝口は「絶対”お前自分で選んだだろ”って言われますよね。視聴者投票なんで、そこは強調しておいてもらいたい」と”出来レース”ではないと笑う。 続けて「5年前は東証の鐘を鳴らす(※上場セレモニー)ため事業に邁進していましたが。そこから5年、まさかリングの上で身体中に刺青入った男と殴り合う日々が来るとは、夢にも思わなかったし。こっちの世界に来て本当に良かったなと思います。僕は40歳になりましたけど、今が一番楽しいです」と人生を振り返りつつ受賞を喜んだ。 プレゼンターの朝倉未来は、表彰式後の囲みで記者から「溝口さん、来年の試合はちょっと消極的だったんですけど」と、BD4戦目となった溝口の今後を聞かれると「大丈夫です。勝手に組んじゃうんで」とCEO権限で続けて試合に出てもらうと言う。 「来年も出場?」と改めて聞かれると朝倉未来は「はい」と笑顔で答えていた。