【NFL】デニス・アレンの解雇は「プレッシャーとストレス」が原因とセインツGMルーミス
現地5日(火)、ニューオーリンズ・セインツのジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスはヘッドコーチ(HC)を務めていたデニス・アレンが月曜日に解雇されてから初めて公の場で発言し、アレンを擁護した。『WWL-AM』のインタビューで、ルーミスGMは2勝7敗という成績につながったのは“状況”と負傷のせいだとし、クオーターバック(QB)デレック・カーが試合を欠場したことや、10人の選手が故障者リザーブ(IR)入りしていることなどの問題を指摘した。
チーム公式サイトによると、ルーミスGMは「デニス・アレンは素晴らしいフットボールコーチだと思うし、このリーグで彼について語る者は皆、そう考えているだろう」と述べたという。
「彼は本当に素晴らしいフットボールコーチだ。今回の成績は状況が生んだものだと思っている。それが真実だが、それを聞きたくない人は多いだろう」
セインツはシーズン開幕から2連勝を飾ったものの、その後は7連敗を喫しており、去る日曜日にはシーズン第1週に圧勝したカロライナ・パンサーズを相手に敗れている。
アレンがセインツとオークランド・レイダース(現ラスベガス・レイダース)のヘッドコーチとして指揮を執った79試合の通算成績は26勝53敗だ。
アレンの指揮下でチームが崩壊したことを踏まえると、一部のセインツファンはルーミスが誤った情報を提示していると感じるかもしれない。ルーミスGMはアレンの指導力が誤解されていることを示すために、『The Times-Picayune(タイムズ・ピカユーン)』のジェフ・ダンカンによるコラムに言及。そこには、選手たちに対して一般の駐車場ではなくチーム指定の近くの駐車場に停めるよう指導する必要があったと記されていた。
「選手たちが適切な場所に駐車していないなどというばかげたことが書かれているが、そんなことはありえない。選手たちは15年間ずっとあそこに駐車している」と述べたルーミスGMは次のように続けている。