呆然、焦燥、狂気……“壊”演が光る！

　ベネディクト・カンバーバッチが主演・製作を務めたNetflixシリーズ「エリック」の本予告（http://youtu.be/nlRxZ3BgJ2c）が披露された。 【フォトギャラリー】9歳の息子が行方不明に…「エリック」場面写真 　「ドクター・ストレンジ」「アベンジャーズ」シリーズ、「SHERLOCK シャーロック」シリーズ、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」などで繊細な演技力を発揮したカンバーバッチが今作で演じるのは、ニューヨークで最も有名な人形使いで、大人気の子ども向けTV番組のクリエイターでもあるヴィンセント役。知的でカリスマ性もある仕事人間だが、私生活では妻や幼い息子のエドガーを蔑ろにしてしまっていた。そんな中、息子が通学途中に失踪してしまう。 　映像では、突如、行方不明になってしまった9歳の息子エドガーを、必死に捜し続ける父ヴィンセントの姿が映し出される。茫然自失し、後悔と罪悪感に苛まれて焦るヴィンセントと妻。時間が経つにつれ、奇想天外な妄想に固執していく狂気の道程が描かれる。 　手がかりを探して記憶を辿るヴィンセントは、息子が“エリック”という青いモンスターの絵を描いていたことを思い出す。「テレビに出演させればエドガーが見るだろう」と思い立った彼は、無我夢中で人形を自作。次第に我を失うほどに変わり果て、妻にも「どうかしてる」と呆れられてしまう。ヴィンセントの行動はエスカレートし、家族や同僚、そして事件を捜査する刑事までも遠ざけてしまい、次第に孤立していく。 　クリエイター兼脚本家として、英ドラマ「THE HOUR 裏切りのニュース」でエミー賞のミニシリーズ/テレビ映画部門の脚本賞を受賞したアビ・モーガンが参加。エグゼクティブプロデューサーには、エミー賞10部門に輝いたドラマ「チェルノブイリ　CHERNOBYL」の製作を務めたジェーン・フェザーストーンらが名を連ねている。監督はルーシー・フォーブス。ギャビー・ホフマン、マッキンリー・ベルチャー3世らが共演している。 　Netflixシリーズ「エリック」は5月30日より独占配信開始。