「散らかりにくい冷蔵庫」整理のコツ。年末年始のご馳走や急ないただきものも入る
年末に向けて、ふるさと納税やお歳暮などでおいしい食材がたくさん届く時期。でも、そんなときに冷蔵庫がいっぱいだと、慌てて食材を使いきったり、泣く泣く捨てたりしなくてはならないことも。そうならないために、整理収納アドバイザーでESSEフレンズエディターの大熊江美子さんが冷蔵庫のスッキリを保つためにしていることを紹介します。
スッキリした冷蔵庫収納、2つのポイント
年末年始で食材を買いだめしたり、せっかくおいしい食材が届いても、冷蔵庫がいっぱいになっていると大変です。わが家では毎年12月、おいしいものが届く前に冷蔵庫の大掃除を兼ねて整理をしています。寒い時期のほうが食材が傷みにくいので、この機に冷蔵庫掃除をしましょう。
1:捨てるルールを決めておく
食材などを捨てる基準が「食べられるかどうか」だと、賞味期限が過ぎるまで手放しにくくなるので、私は別の手放す基準を決めています。 たとえばわが家では、「いただきものや冷蔵庫に入りっぱなしになっていたものなど、2か月以上入っていて食べていないものは捨てる」というルール。このように決めておくと迷いがなくなりスッキリします。 また、余りがちな小袋調味料は100円ショップの小さいポケット収納を使い、「ここに入るだけ」と基準を決めています。
2:透明な収納ケースを選ぶ
白で不透明なケースの方が、色味が統一されてスッキリ見えるのですが、どこになにがあるのか分かりにくく食材が埋もれがちなので、私はあえて透明な収納用品を使用しています。カゴの中で奥のほうに入り込んでしまっても見つけやすいのが利点です。 同じ理由でボトルのつめ替えなどもしていません。生活感は出てしまいますがパッと見てわかることをいちばんに収納しています。
3:使わない収納ケースは重ねる
また、収納用品を選ぶときのもうひとつのポイントは重ねられること。 しっかり区ぎれる四角い収納用品はスッキリ見えていいのですが、使わないときに場所を取ってしまいます。予定外の大きな食材が届いたときは、庫内を整理して収納用品を重ねておくことで対応しています。 捨てる・見やすい収納で使いきる・収納ケースを重ねる。こうすると冷蔵庫でいらない食材が整理されて、大きな食材も入ります。 どうしてもイレギュラーな食材が届きがちな年末でも、冷蔵庫がごちゃごちゃになりすぎないよう、少しでも参考になったらうれしいです。
大熊江美子