梅雨本番に後悔したくない!気象予報士がおすすめする「今すべき4つの行動」とは
毎年6月から7月にかけては曇りや雨の日が多くなり、地域にもよりますがだいたい1カ月半ほどじめじめした天候が続きます。 夏や冬に向けて…ということなら自分でいろいろと準備をする人も多いと思いますが、梅雨に向けては何をすべきなのでしょうか。 【画像】梅雨本番に後悔したくない!気象予報士がおすすめする「今すべき4つの行動」とは 今回は、気象予報士・防災士・野菜ソムリエとして活躍する植松愛実さんに、今やっておくべき行動について教えてもらいます。
【1】クローゼットの整理
梅雨の時期は、気温・湿度ともに虫が活動するのにちょうどいい季節。しかも梅雨の間にクローゼットの奥にしまい込んであるのは冬服なので、ウールやカシミヤといった虫の大好物です。 虫食い対策として防虫剤、そして梅雨に向けては湿気対策として乾燥剤も入れる人も多いと思いますが、クローゼットやタンスに服を詰め込みすぎてしまうと、防虫剤や乾燥剤の本来の性能は発揮されません。そのため、容量の8分目以下になるよう整理しておきましょう。 ついでに晴れの日を選んでクローゼットやタンスのなかの空気を入れ替えて、湿度が上がりすぎないようにしておきたいですね。
【2】非常食・防災食をいただく
「え、今から使う時期なのに食べちゃうの?」と思うかもしれません。でも、ふだん食べないものを災害のときだけ急に食べるのって、考えてみるとちょっと不安な話です。そのため、災害が起きやすくなる時季を前に、一度食べてみましょう。食べてみておいしければ追加で買って備えて、ちょっと好みに合わなければ違うものを試してみてください。 災害時はストレスのたまる環境になるので、おいしくない食事は要注意です。大人は食べられても子どもの口に合わなくて食べられない、ということもあり得ますので、家族みんなで試してみましょう。食べるついでに賞味期限の長さも確認しておきたいですね。 また、最近は赤ちゃん用の液体ミルクもドラッグストアなどで手に入りますが、普段のミルクと味が違うと赤ちゃんが飲んでくれなかったり、災害時に哺乳瓶が洗えなくて紙コップで飲ませようとしたら大失敗…ということもあります。赤ちゃんのいる家庭では、赤ちゃんのミルクも含めて試してみてください。