「遠藤はライスやロドリのレベルでない」リバプールの伝説MFがアンカーの獲得を進言「あのポジションが鍵を握るんだ」
「控えとして残しておくのは最悪の手ではない」
昨シーズンの貢献は認められている。だが、厳しい声も絶えないのは確かだ。 リバプールの遠藤航は、シーズン開幕を前に苦しい立場に置かれている。プレシーズンマッチでは初戦でスタメンに名を連ねるもハーフタイムで交代。その後、直近の2試合はベンチスタートとなった。アルネ・スロット新監督の中で序列が下がっていると言われる。 【PHOTO】2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち 遠藤が本職とする守備的MFの補強は、昨シーズンから議論の的となっている。レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディへの関心が騒がれている今はなおさらだ。 リバプールのレジェンドである元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏も、6番のポジションを強化すべきと考えている様子。専門サイト『Rousing The Kop』によると、マーフィーは『talkSPORT』で優先すべき補強ポイントと話した。 「エンドウはよくやってきた。だが、昨季支配した2チームを考えると、彼はデクラン・ライスやロドリのレベルに至らない。あのポジションが鍵を握るんだ。アレクシス・マカリステルが下がり、もっと技術を生かしたプレーをしたが、ライスやロドリのような身体能力やフィジカルさ、能力を持つ守備的MFの獲得は理にかなうと思う」 この発言を伝えたRousing The Kopは「マーフィーが指摘したように、エンドウはうまくギャップを埋めたが、おそらく多くのファンはあのポジションにもっと才能ある、エネルギッシュな存在を望んでいるかもしれない」と同調。そのうえで、必ずしも手放す必要はないと続けた。 「マージーサイドでのエンドウの時間は、もう終わりとなるかもしれない。だが、控えの6番として日本代表を残しておくのは、スロットによる最悪の手ではないかもしれない」 マルセイユからのオファーをリバプールが断ったとの報道もあった遠藤。夏のマーケットが終わるまで、去就を巡るうわさは続くのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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