自衛隊施設整備進む馬毛島で重機横転等の事故 2人けが 県は原因究明や再発防止求める 鹿児島・西之表市
鹿児島テレビ
25日午後、自衛隊の施設整備が進む、鹿児島県西之表市の馬毛島で、作業中の重機が横転し、運転していた作業員が病院に運ばれました。 また、作業員を種子島の病院に運ぶために馬毛島に向かった船が座礁し、船員の50代男性が海に投げ出され、肩の骨を折るけがをしました。 県によりますと、25日午後1時半ごろ、馬毛島で作業中の重機がバランスを崩し、横転する事故がありました。 この事故で、重機を運転していた作業員が肋骨にひびが入るけがをしました。 また、25日午後3時10分ごろには、けがをした作業員を病院に搬送するため種子島から来た船が、馬毛島の葉山漁港で座礁する事故がありました。 この事故で船に乗っていた50代男性が海に投げ出され、ほかの船員らに救助されましたが、肩の骨を折るなどして入院したということです。 馬毛島をめぐっては、10月にもスリランカ国籍の男性が誤って油圧ショベル機ごと排水用の穴に転落し、死亡する事故が起きたばかりです。 県は国に対し、原因究明と再発防止に取り組み、安全確保に万全を期すことや、行った対策について説明するよう求める申し入れを25日、行ったということです。
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