高級ずしをキッチンカーで 「江戸前×富山前」岩瀬漁港に初登場
東京で話題の高級ずしキッチンカー「鮨(すし)さきがけ」が11日、富山市の岩瀬漁港に初登場し、来店客が「江戸前×富山前」のコラボレーションすしに舌鼓を打った。 【写真】キッチンカーで寿司を握る小林さん(左)と妻の彩さん 1日限定の店舗は、水産物販売などのジェイズコーポレーション(富山市大泉東町1丁目)の広島順三社長と、東京すしアカデミーの福江誠社長(小矢部市出身)が企画した。 アカデミー卒業生の小林魁(かい)さん(26)と妻彩さん(32)が自前のキッチンカーで前日に富山入り。当日朝に岩瀬漁港の競りで寒ブリやサワラ、カマス、エビなどを仕入れ、東京から持ち込んだネタと合わせて10貫のにぎりずしを事前予約の来店客に振る舞った。 富山市の会社員黒田彩佳さん(36)は「キッチンカーのおすしは初めて。地物の寒ブリは脂が乗っておいしい。ぷりぷりしている江戸前のコハダは味わいが豊か」と笑顔で話した。