この人気の制度は、使わない手はない。

ふるさと納税の締め切りまで、今年も残りわずかとなった。 そこで、駆け込み需要にあわせて、昨年のふるさと納税受入額ランキングTOP10自治体を紹介する。 【全画像をみる】ふるさと納税「駆け込み」するなら、まず人気TOP10自治体を確認しよう。おすすめの返礼品も あわせて、それぞれのおすすめの人気返礼品をピックアップしてみた。 ふるさと納税の締め切りまで、今年も残りわずかとなった。 応援する自治体に寄付すれば、実質2000円で地方の名産品や宿泊券などが返礼される、この人気の制度。賛否の声はあるものの、基本的にはWin-Winの仕組みだ。使わない手はない。 だが、この年末の繁忙期に、山ほどある返礼品のなかから、フィーリングに合うものを探し出すのはひと苦労だ。せめて、その手間だけでも軽減したいだろう。 そこで、本記事では総務省が発表した「ふるさと納税に関する現況調査結果」から、昨年度（2023年度/令和5年度）のふるさと納税受入額ランキングTOP10自治体を紹介する。 あわせて、各自治体の「ふるさと納税サイト」および「ふるさと納税申し込みサイト」などの情報を元に、おすすめの人気返礼品をピックアップしてみた。 以下より、ランキング形式で紹介していこう。

10位：京都市（京都府）

昨年の受入額　100億594万円人気の返礼品　旅行クーポン・おせち料理など ふるさと納税の受入額が、前年の2022度から約5億円の伸びを見せる京都市。ふるさと納税の返礼品として、特に京都旅行の体験チケットに力を入れている。 なかでも宿泊施設や観光施設で使える旅行クーポン・旅行ポイントは返礼品として大人気のようだ。旅行予約サイトで利用できるポイントなら、寄付金額1万円から返礼品として受け取ることができる。 また、毎年年末にかけて申し込みが増えるのが、老舗料亭のおせち料理。京都伝統の食文化を自宅で楽しめる人気の返礼品だ。 参考：京都市─ふるさと納税特設サイト─

9位：飯塚市（福岡県）

昨年の受入額　105億1272万円人気の返礼品　銘菓ひよ子・粗びき肉のハンバーグなど 福岡県内第4位の人口を誇る学園都市、それが飯塚市だ。長崎街道の宿場町として栄えた歴史を持っている。 そんな飯塚市では、創業100年を超える老舗の「銘菓ひよ子」をはじめとするスイーツの返礼品が人気。ひよ子やサブレーなどが入った詰め合わせ「ひよ子バラエティセット」は2万1000円となっている。 また、ふるさと納税返礼品専用に開発されたソースを使った粗びき肉のハンバーグにも注目したい。リピーターの多い人気アイテムとなっているようだ。 参考：福岡県飯塚市のふるさと納税