止まらない猛威 J1アビスパ福岡のシャハブ・ザヘディが70メートル弾 福岡が5試合ぶりの白星
◆明治安田J1第11節 福岡1―0G大阪(3日、ベスト電器スタジアム) 4試合連続で引き分けの福岡は、前節まで7戦5発のイラン人ストライカーが魅せた。G大阪の巧みなパス回しと強力FWのキープ力にボールを奪えなかった前半22分、右サイドからの相手スローインを松岡大起がカット。それを受けたシャハブ・ザヘディが左足でゴールめがけてロングキック。このボールが前に出ていた相手GKの頭を越えてワンバウンドでゴールに吸い込まれた。 ■帰ってきたスター アビスパ佐藤凌我 厳選フォトギャラリー 脅威の70メートル超弾で来日からリーグ戦8戦6発。Jリーグ初のイラン国籍選手の猛威はとどまることを知らない。 スーパーゴールで勢いづいた福岡は攻撃も活性化。湯澤聖人、岩崎悠人の両ウイングバックも積極的にサイドを駆け上がってチャンスをつくった。 後半も岩崎がサイドを自らドリブルで駆け上がってミドルシュートを放つなど好機をつくった。そして逃げ切り、リーグ戦5試合ぶりの勝利。勝ち点を15に伸ばした。(記録は速報値)
西日本新聞社