電気料金の負担軽減策として国と県が続けてきた補助が5月で終了することから、６月の電気料金は値上がりすることになります。 沖縄電力が発表した平均的な一般家庭の6月の電気料金は、軽減策が終了することに伴い、5月と比べ616円値上がりした9663円となっています。（標準家庭：1か月の使用量260キロワットアワー） 沖縄電力の電気料金を巡っては2023年6月、燃料価格の高騰を理由に国の認可が必要な規制料金の値上げが行われましたが、家計や企業活動への影響が大きいとして、国の軽減措置に加え県の補助金も導入され価格は抑えられていました。 国は石炭などの輸入価格が落ち着きを見せていることから、5月で補助金を終了するとしていますが、再び価格が高騰し、国民生活に影響が出る場合は、速やかに軽減措置を再開させる方針です。