高齢者招き合唱披露 亀山の昼生小児童、地域を元気に 三重
【亀山】三重県の亀山市立昼生小学校(三谷敏央校長)の全校児童45人は13日、同市下庄町の昼生地区コミュニティセンターで、昼生地区の高齢者を招き、合唱を披露した。同校が目指す、地域を明るく元気にする「友愛活動」の一環。 この日は、地区高齢者ら約45人の前で、1、2年生計16人は「風になる」と「キラキラ星」の2曲を、3―6年生計29人は、亀山小中音楽会で披露した「地球星歌~笑顔のために~」を、最後は児童全員で同校の校歌を合唱し、全4曲を披露した。 同校卒業生の松尾みち子さん(75)=同市下庄町=は「子どもたちの歌声が心に響いた。在校時には校歌がなかったので、昭和52年度にできた校歌が聴けて、感激した」と話していた。 三谷校長は「友愛活動を通じて、今後も昼生地区の高齢者らと触れ合い、元気を届けたい」と語った。 来年1月に同地区の三寺町で、2月には中庄町でも合唱を披露するという。