SNSで知り合ったママ友 誕生日も出生時刻も同じ!まさかの偶然に 「普段は長文のやりとりですが…」
SNSで意気投合し、子育ての悩みから人生相談まで深くできる仲になったママ友。ある日、子どもの誕生日時を確認すると、まさかの出来事が――。(withnews編集部・金澤ひかり) 【画像】偶然に驚く母親同士、混乱のやりとり
編集部に届いた一通のメール
「今回、withnewsさまの過去の記事に関連する出来事が自分にあり、連絡いたしました 」――。4月10日、編集部に一通のメールが届きました。 そのメールには2年前に配信された記事のリンクが貼られていました。 タイトルは「誕生日も出生時刻も母親と同じ! 計算してみたらすごい確率だった…」というもの。母子の誕生日時が偶然合致した経験をインタビューし、専門家にその確率を尋ねたという内容でした。 この記事を引用し、メールの主は自身の身に起きた驚きの出来事を知らせてくれました。 なんと「SNSで知り合ったママ友と、出産の年月日だけでなく出産時間まで一緒だった」というのです――。
ママ垢開設、出産後に出会い
メールを寄せてくれたのは、30代の「ぼんさい」さん。昨年2月に長女を出産しました。 妊娠中はつわりがひどく、自分のことで精いっぱいだったこともあり、X(旧ツイッター)のママ垢(主に子育てについてつぶやくSNSのアカウント)は開設したものの、交流はほとんどしていませんでした。 気になるママ垢をフォローしつつ自身の妊娠経過などについて「一方的につぶやいていた」といいます。 産後、ママ垢同士での交流を始めたところ、とあるママ垢と活発に交流するようになりました。 「子どもに何かを教えるのではなく、その姿を見守るというスタンスで子育てをしている」という、ぼんさいさんの日頃の発信に共鳴していた同じく30代の「ナサヲ」さんです。
夜泣き相談「こうやって子育ては成り立つんだ」
Xを通じてコミュニケーションをとるうちに、二人とも保育士であることや、考え方が似ていることなど、お互いに親近感を持つようになったといいます。 より関係が深まったのは先月のことでした。 胃腸炎にかかったぼんさいさんの娘。それを機に、夜泣きがひどくなったといいます。 「睡眠リズムが崩れたのか、抱っこしていないと寝られず、布団に下ろすたびに泣いて起きてしまうようになりました」 そんな状態のため、ぼんさいさんは、夫婦で一晩中夜泣きに対応する日々が続きました。 数日経った頃、「メンタル的にやられてしまって、自分ではどうにもできなくなってしまった。『誰か助けて』という気持ちでXにつらさをはき出したんです」。 そこで反応したのがナサヲさんでした。 ナサヲさんの息子も昨年、夜泣きがひどく「肌が触れていないとすぐ起きてしまう状態」だったため、30分から1時間おきに起きてしまう時期が2カ月続いていたといいます。 そこで、睡眠の専門家に相談し、その際アドバイスされたことなどをぼんさいさんに伝えたといいます。ナサヲさんは「(夜泣き対応をしていた)当時、私もきつかったし、(ぼんさいさんが)苦しんでいることもすごく伝わってきたので、なんとか助けたいという気持ちでした」。 ナサヲさんの助言を試したりするなどしているうちに、ぼんさいさんの娘の夜泣きも落ち着き、その出来事で親密さを増した二人はLINEを交換。ぼんさいさんは「こうやって人に頼ることで、子育てって成り立っていくんだなと思いました」と振り返ります。