「言うことを聞かない“扱いづらい後輩”」どう接する? うまく仕事を進めていくための3つのコツ
・同志として接する
根拠の無い自信があった後輩も、期待に応えようとすることで責任感が増し、プレッシャーとなってしまうケースもあります。 失敗すると “どう自分を守ろう”ということで頭がいっぱいになり負のスパイラルに陥ることも! ここは、ポジティブな方向に向けるために「Kさん一緒に頑張ろう!」と同じ目標に向けて取り組む同志というスタンスでヤル気を持たせてあげましょう。 例え後輩が失敗をしてしまっても、アサーションという、相手を尊重して間違いを指摘する方法をとりましょう。 「~しちゃいけないでしょ!」「こうしなさい!」と押しつけてしまうと、プライドが高い後輩はただ反発するだけです。 アサーションとは 「私はこうした方がいいと思う」「私はこうしたら成果が上がったよ」など、主語を「私」に置き換え、自分の意見・感想として伝える手法です。フラットな意見として伝えることができるので、相手は聞く耳を持ちやすくなるのです。 その時、Kさんにも「どうしてこうなったと思う?」と問いかけて、‟自分で考えさせる”ことも大切です。 考えて行動すれば、自然と力は身につきます。 また、理解者がいるだけで、Kさんの“自分を守ろうとする言い訳”のバリアも緩められるでしょう。
・モチベーションを上げてあげる
結果がすぐに出なくても、「努力は素晴らしかった!」など、思い切って褒めてヤル気をアップさせましょう。 結果だけを求めてしまうと、ヤル気を削いでしまうこともありますので、その過程を褒めるようにしてください。そうすることで、次は成功させようと取り組むモチベーションが上がりやすくなります。 人を動かすのは心。 どんなに後輩が非常識でも正論だけで人の心は動かせないのです。 どうしても関わらないといけない関係であれば、まずは周りが変わることが大切です。 というわけで、今回の合言葉は「悔しさを噛み殺してお膳立て」です。 ではでは、皆さまのよき日々を願って……♥