“移籍”か“残留”か…今オフのFA目玉候補(2)争奪戦必至の“Cランク”か
プロ野球のストーブリーグで大きな話題となるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。昨オフは山﨑福也、山川穂高、西川龍馬の3選手がFA権を行使し、国内移籍を決断した。今年も多くの選手がFA権を保有しており、動向が注視されている。そこで今回は、今オフのFA目玉候補を紹介したい。
石川柊太(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/88kg ・生年月日:1991年12月27日 ・経歴:総合工科高 - 創価大 ・ドラフト:2013年育成選手ドラフト1位 今オフのFA市場で最大の目玉になり得るのが、2桁勝利2度の実績を持つ石川柊太だ。 創価大から2013年育成選手ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ3年目の2016年7月に支配下契約を勝ち取り、翌2017年に一軍デビューを果たした。 2018年は先発・中継ぎの両輪で42試合に登板し、13勝6敗6ホールド、防御率3.60の好成績をマーク。 2020年には18試合登板、11勝3敗、勝率.786、防御率2.42の活躍で投手2冠(最多勝、最高勝率)に輝いた。 その後も先発の一角を担った石川。今季は15試合登板(10先発)、7勝2敗、防御率2.56を記録。そして、今オフに国内FA権の行使に踏み切った。 先発、中継ぎの両方をこなせる器用さに加え、人的補償の発生しないCランクとみられている。昨年の山﨑福也のような大争奪戦に発展する可能性もありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部