一番ヤバいのは!? J1リーグ、降格危険度ランキング1位。やはり降格…。今季はもうダメだった
季節は秋になり、明治安田J1リーグは「優勝争い」と「残留争い」が激化する終盤戦に突入している。今季は下位3クラブがJ2に自動降格するという厳しい条件だが、J1に生き残るクラブはどこになるのか。今回は「降格危険度ランキング」と題して、残留争いに巻き込まれた下位クラブの終盤戦を展望する。 ※情報はすべて10月19日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。
1位:サガン鳥栖 リーグ順位:20位(勝ち点26)※すでにJ2降格が決定 未消化試合数:5試合 残念ながら、J2降格危険度ランキング1位はサガン鳥栖となった。 リーグ戦34試合を消化して、鳥栖の順位は勝ち点26の最下位だ。19日の結果により来季のJ2降格が決まった。 今季は開幕から低調な滑り出しとなり、前半戦は19試合5勝2分11敗という結果に。後方から丁寧に繋いでいく川井健太監督のサッカーは、ハマれば大勝をあげるが、相手に対策されると手詰まりになり継続的に勝利を掴めなかった。 状況の好転を目指してクラブは8月に川井監督との契約を解除。しかし、後任の木谷公亮監督のもとで、ここまでチームは1勝もあげられてない。監督交代をするしかなかったかもしれないが、結果的には失敗に終わったと言うべきだろう。 もっとも、鳥栖は今夏の移籍市場で、長沼洋一(浦和レッズ)や河原創(川崎フロンターレ)など、川井前監督が重宝した主力選手たちが相次いで退団した。そういう意味では、全くの別チームに様変わりしたため仕方がないことなのかもしれない。 鳥栖は2012年にJ1昇格を果たして以来、苦しみながらもここまでずっとJ1の舞台で戦ってきたが、今年は無念となった。ただ、まだ全試合を消化したわけではない。残りに全力を注ぎ、サポーターに戦う姿勢を見せなければならない。
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