【バスケ】須田侑太郎「自信がある状態がスタンダードに」琉球との天王山・第1Rでキャリアハイの26得点 名古屋ダイヤモンドドルフィンズが地区優勝へ一歩前進
初の地区優勝へ「明日勝たないと意味がない」
対琉球は今季3戦全勝となり、Bリーグ開幕以来初めて琉球に対してレギュラーシーズンでの勝ち越しが決まった。「どこのチームに対しても自分たちのディフェンスをして、しっかりターンオーバーを誘うということをして、結果的に琉球に勝ち越すことができました。昨季王者に対し、毎試合チャレンジをするという気持ちで臨んでいます」と言う。 ただ28日にもある琉球戦で敗れれば、地区チャンピオンの座は琉球のものとなる。背水の陣であることに変わりはなく、気の緩みは欠片ほども無い。試合後、コート中央でマイクを握った須田の言葉だ。 「今日は勝ちましたけど、明日勝たないと全く意味がないです。ここにいる皆さん、今日の勝利で満足している方は誰もいないと思うので、明日ドルフィンズ一丸で一勝をもぎ取りましょう」 この日、会場には5,634人の観客が詰め掛け、大歓声が途切れることはなかった。須田が「会場の雰囲気のおかげで気持ち良くプレーすることができたので、皆さんに感謝しています」と言ったように、ホームの後押しは間違いなく大きな力になったはずだ。名古屋Dは大逆転で地区優勝を果たし、なんとしてもこの心強いホームコートの歓声を背にCS初戦のクオーターファイナルを戦いたいところだろう。 そのためにも、天王山の第2ラウンドとなる28日の試合は、なんとしても負けられない一戦となる。
長嶺 真輝