【データ】阪神、今季延長戦は8戦3勝1敗4分け、強固な救援陣奮闘際立つ 1-0勝利は3度目
<中日0-1阪神>◇15日◇バンテリンドーム 背番号5が決めた。0-0で進んだ延長11回、阪神近本光司外野手(29)が均衡を破る決勝タイムリー。 前日敗戦につながる痛恨失策を犯した佐藤輝明内野手(25)が2軍落ちし、無得点が続いた重苦しい展開を一振りで切り裂いた。近本は打率、打点、本塁打、勝利打点、安打数、盗塁数でチームトップの6冠に浮上。チームは今季延長戦で8戦1敗の粘り強さを発揮し、首位巨人を追う0・5差は変わらず食らいついた。 ◇ ◇ ◇ ▼阪神は今季の延長戦でセ最多の8試合を戦い、3勝1敗4分け。延長戦で勝ち越しているのはセでは阪神だけだ。わずか1敗の粘り強さに強固なリリーフ陣の奮闘が際立つ。 ▼今季の1-0勝利は3度目。前回は5月12日DeNA戦(横浜)で、才木が完封勝ちを収めた。また、1点差試合は12球団最多の10勝(3敗)に到達した。