【MLB】フィリーズ・シュワーバーが先頭打者アーチ14本の新記録を樹立 ソリアーノのシーズン記録を更新
【レイズ4-9フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月11日、フィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのレイズ3連戦の2戦目を迎え、8回裏に一挙5点を勝ち越して9対4で勝利。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、メジャー最高勝率の座をキープした。フィリーズは先発のレンジャー・スアレスが6回途中12安打4失点と精彩を欠いたが、4番手のホセ・アルバラードが2勝目(5敗)をマーク。レイズ3番手のリチャード・ラブレイディは二死しか取れず2安打1四球2失点で6敗目(3勝)を喫した。 【動画】フィリーズのカイル・シュワーバーが今季14本目の先頭打者アーチを放つ カイル・シュワーバーの35号先頭打者アーチで先制したフィリーズは、2対2の同点で迎えた3回裏にトレイ・ターナーの17号2ランで勝ち越しに成功。ところが、先発のスアレスがピリッとせず、6回表終了時点で4対4の同点に追いつかれた。しかし、8回裏に一死2・3塁のチャンスを迎えると、カル・スティーブンソンがタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。さらに打線がつながってバディ・ケネディのタイムリー、ターナーの18号2ランで一挙5得点のビッグイニングとなり、9対4でレイズを破った。 フィリーズのシュワーバーは初回に放った35号先頭打者アーチが今季14本目の先頭打者アーチとなり、メジャー記録を更新。これまでは2003年にアルフォンゾ・ソリアーノ(当時ヤンキース)がマークしたシーズン13本が最多だったが、21年ぶりにその記録を塗り替えた。なお、3回裏の第2打席で四球を選び、ターナーの一発で生還したシュワーバーだが、4回裏の第3打席で代打を送られて交代。フィリーズは交代の理由について「左ひじの違和感」と発表しており、メジャー新記録を樹立した長距離砲の状態が心配される。