小結朝乃山、夏場所休場の可能性 4月の春巡業で右膝負傷
大相撲の春巡業で右膝を負傷した小結朝乃山は3日、東京都墨田区の高砂部屋での稽古を休み、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は「巡業を休んだ後は治療に集中し、稽古ができていない。まだ四股が踏めず(足を)引きずって歩いている」と説明した。状態は思わしくなく、夏場所(12日初日・両国国技館)を休場する可能性が出てきた。 元大関で30歳の朝乃山は約3年ぶりに三役復帰。高砂親方は夏場所出場の可否を明言しなかったが「この後も長く相撲を取っていくのだから、焦らずしっかり治すことだ」と述べた。 朝乃山は4月25日の千葉県木更津市での巡業で痛め、右膝内側側副靱帯損傷で全治3週間と診断されていた。