CクラスとEクラスのクーペに取って代わるモデル 新型メルセデスCLEのドライビングテスト&動力性能を徹底チェック!
この2リッターエンジンがミラーサイクルに従って作動するとは信じがたい。この原理に基づくエンジンは、より効率的な燃焼を確保するため、意図的に低いシリンダーチャージで作動する。通常、その代償として低回転からの加速が鈍くなるが、このエンジンは違う: 内蔵された48ボルトのスタータージェネレーターは、205Nmの自発的なトルクを発生し、低回転域での弱点を効果的に克服している。このスタータージェネレーターは、エンジンの迅速かつスムーズな始動も可能にしている。
通常の多板クラッチの代わりに純正センターディファレンシャルを備えたCクラスの全輪駆動。基本的な前後パワー配分は45:55パーセントで、敏捷性を重視してややリア偏重となっている。
メルセデスとしては高めの基本価格
最大の欠点は価格だ。ベース価格6万8,544ユーロ(約1,100万円)のメルセデスは、同クラスの「BMW 430i xDrive」より9,000ユーロ(約145万円)高い。とはいえ、私たちは「CLE」に満足している。アウディがかなり慎重に売り出した「A5」はまだコンフィギュレーションが可能だが、もう7年前のモデルだ。
結論
メルセデスがこの伝統を守っているのは素晴らしいことだ。クーペの愛好家(購入者)は、リアの快適性、荷室へのアクセス、駐車のしやすさなどの点で、妥協する必要があるが、小さなことだ。 AUTO BILDテストスコア: 2-
Rolf Klein and Dennis Heinemann