貸付金を業務委託費と装い1億2700万円所得隠し…3200万円脱税疑いで化粧品卸売会社の社長ら告発
法人税など計約3200万円を脱税したとして、福岡国税局は25日、化粧品卸売会社(佐賀市)と、同社代表取締役(55)(同)、別の会社の役員(44)(住居不定)の両容疑者を法人税法違反などの疑いで福岡地検に告発したと発表した。告発は24日付。 【グラフ】全国の富裕層の申告漏れ推移
発表によると、2人は共謀し、2021年に役員が実質経営者を務める会社への貸付金を業務委託費と装い、外注費に計上するなどして同年12月期の所得約1億2700万円を隠し、法人税と地方法人税を免れた疑い。同局は2人の認否や関係性を明らかにしていない。