髙森/面手ペア、吉山/金ペアが決勝進出で銀メダル以上確定<卓球・世界ユース2024>
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)> 27日、ITTF世界ユース選手権は大会6日目を迎え、U19、U15男女シングルス2回戦とU19男女ダブルス準決勝が行われた。 U19女子ダブルス準決勝では、髙森愛央(四天王寺高)/面手凛(山陽学園高)ペアがYOO Yerin/朴佳賢(パクガヒョン・韓国)ペアと対戦。デュースまでもつれた第1ゲームを髙森/面手ペアが取り切ると、その勢いのまま第2、第3ゲームも奪ってストレートで勝利。見事決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。 U19男子ダブルス準決勝では、吉山和希(岡山リベッツ)/金佳温(キムガオン・韓国)ペアがレオナルド・イイヅカ(ブラジル)/Tiago ABIODUN(ポルトガル)ペアと対戦。吉山/金ペアは第1、2ゲームを連取するも、第3ゲームはイイヅカ/ABIODUNペアが取り返す。しかし、第4ゲームは吉山/金ペアがしっかりと切り替え、11-7で奪取。ゲームカウント3-1で勝利し、決勝進出を決めた。 U19男子シングルス2回戦では、坂井雄飛(愛工大名電高)が洪敬愷(ハンジンカイ・チャイニーズタイペイ)と対戦。坂井が3ゲームを先取するも、第4ゲームは競り合いを制されて洪敬愷に奪われる。しかし、第5ゲームで坂井がしっかりと取り切り、ゲームカウント4-1で坂井が勝利。8強入りを決めた。 また、吉山和希(岡山リベッツ)は黄友政(ファンユージェン・中国)と対戦。第1、第2ゲームを競り合いながら奪われる苦しい展開になり、第3ゲームは吉山が取り返すも、勝負は黄友政に軍配。吉山は2回戦敗退となった。 U19女子シングルス2回戦では、髙森愛央(四天王寺高)がSally MOYLAND(アメリカ)との競り合いをしっかりとものにしてストレートで勝利。準々決勝進出を決めた。また、面手凛(山陽学園高)は縦歌曼(ゾンゲマン・中国)と対戦。序盤から縦歌曼にペースを掴まれ、面手がストレートで敗北。2回戦敗退となった。 U15男子シングルス2回戦では、川上流星(木下アカデミー)がHUNG Che-Yen(チャイニーズタイペイ)と対戦。試合は序盤から流れを掴んだ川上がストレートで勝利し、準々決勝進出を決めた。 また、岩井田駿斗(野田学園中)はベンヤミン・ファラージ(イラン)と対戦。終始競り合う展開となり、第2、第4ゲームをデュースでファラージが制し、ゲームカウントは2-2となる。そして、第5ゲームを11-9、第6ゲームを14-12でファラージが奪い、ファラージがゲームカウント4-2で勝利。岩井田は2回戦敗退となった。 28日には、男女シングルス準々決勝と男女ダブルス決勝が行われる。