パワー VS テクニック 雀士の生き様がぶつかる男性4選手対決/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月19日の第1試合に出場する4選手を発表した。男性4選手の組み合わせになったがパワータイプ、テクニックタイプと、特徴が分かれる選手が顔を揃えることに。柔よく剛を制すのか、技は力の中にあるのか。雀士としての生き様がぶつかり合う。 【映像】勝つのは技か、力か 男性4選手の対決(生中継) 「天才」と呼ばれるKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)。時に天才とは抜群のセンスに対して使われることも多いが、堀の場合はまた少し違う。日々の研究とセンスがうまく融合した感があり、細いと思われた正解ルートをピタリと当てた時に絶賛される。「至極の一局」は、そんな実感が得られる時だ。 イケメン&スマートなKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)。イメージと同じく麻雀の正統派だが、一時はプロ生活が危ぶまれるほどの絶不調も味わい、紆余曲折あった中で、今のポジションがある。勢いで押した若手時代よりも、いろいろな経験を踏まえて深みのある麻雀も打てるようになった。今夜はキレとコク、どちらで勝負するか。 筋トレで鍛えた肉体同様、パワーで押したいのがセガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)。同期入団の竹内元太(最高位戦)が個人1位、昨期加入した醍醐大(最高位戦)が同2位と、ワンツーを占めている状況に、浅井が刺激を受けないわけがない。攻める傾向が強いMリーグにおいて、浅井が目立とうとするなら、さらに強い攻めが求められるところ。突き抜けられるか。 アマチュア時代、圧倒的なパワー麻雀でプロをなぎ倒してきたBEAST X・鈴木大介(連盟)。ただ昨期から参戦しているMリーグでは、どうにも“らしさ”が出し切れない。鳴きを入れて細かく場を支配する動きでは、やはり剛腕の迫力が失われる。どこまでも攻める。そんな鈴木大介をファンが待っている。 【12月19日第1試合】 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)個人8位 +127.9 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人12位 +101.0 セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)個人23位 ▲48.0 BEAST X・鈴木大介(連盟)個人30位 ▲200.8 【12月17日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +771.2(48/96) 2位 セガサミーフェニックス +538.5(48/96) 3位 U-NEXT Pirates +341.9(48/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +38.4(48/96) 5位 TEAM雷電 +6.3(48/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲135.5(48/96) 7位 渋谷ABEMAS ▲382.3(48/96) 8位 EX風林火山 ▲465.2(48/96) 9位 BEAST X ▲733.3(48/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部