韓国の保育士、脳腫瘍を患う3歳児に常習的暴行…「力の調節、できなかった」
【08月04日 KOREA WAVE】脳腫瘍を患う3歳の子どもが韓国・仁川(インチョン)の保育園で常習的に暴行を受けていたことがわかり、7月31日のJTBC「事件班長」で虐待の様子を捉えた防犯カメラ映像が公開された。 情報提供したのはこの子どもの保護者。保育園から帰った息子のほほに赤い手の跡があった。園長は「よくわからない。遊んでいてけがをしたのではないか」と話したという。 抵抗する園側に迫って防犯カメラ映像を確認すると、子どもに薬を飲ませていた保育士がウェットティッシュで息子の顔を叩いたり、頭を押して息子を後ろに倒したりする様子が映っていた。薬を飲み干して泣く息子の顔を押して壁にぶつける姿も捉えていた。 保護者が詰問すると、保育士は「力の調節ができなかった」と答えた。園長は壁にぶつけられる息子の姿を見て「壁にはスポンジが入っているから大丈夫だ」と話したという。 保護者は保育士と園長を警察に通報した。保育士は捜査で他の子どもへの虐待も明らかになり、児童虐待の疑いで検察に送致された。園長は管理・監督を怠ったことの立証が難しく嫌疑なしの処分を受けた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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