ホラン千秋も絶賛!中川政七商店ディレクター・高倉泰イチ押しの「THE 醤油差し」とは?
ホラン千秋がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「apollostation Drive Discovery PRESS」(毎週日曜 12:00~12:25)。番組では“ラジオの中の編集部”を舞台にホランが編集長、リスナーが番組専属特派員となり、全国の食べ物やさまざまな場所にスポットを当て、日本の魅力を再発見していきます。 1月21日(日)の放送では、前回に引き続き、中川政七商店 産地支援事業「合同展示会 大日本市」ディレクター・バイヤーの高倉泰(たかくら・たいら)さんをゲストに迎えて“初心者にもオススメの工芸品”を紹介してくれました。
◆食洗機でも洗える漆器
ホランも大好きな生活雑貨店「中川政七商店」では、全国の工芸メーカーと協業し、現代の生活にフィットした工芸品を展開しています。とはいえ、ホランは「工芸品というと、丁寧に扱わないといけなかったり、メンテナンスが大変だったり。取り入れるとなると、ちょっと覚悟が必要みたいなイメージがちょっとあります」と言及。そこで今回は、中川政七商店が取り扱っている物のなかで、工芸初心者の方々にも生活に取り入れやすい商品を紹介していただきました。 最初に紹介したのは「食洗機で洗える木と漆」です。漆器は熱や乾燥に弱かったり、何かと扱いが大変ですが、「これは、福井県の自然漆器で“越前硬漆(えちぜんかたうるし)”といわれる物なんですけど、食洗機でも使えるように開発された漆器なんです」と高倉さんが説明すると、「食洗機で漆が洗える!? 嘘でしょ!」とビックリするホラン。 福井県鯖江市にある漆器の老舗、漆琳堂(しつりんどう)との産学協同で開発したこの漆器は、耐熱で乾燥に強く、それでいて漆の特徴も踏襲しており、高倉さんは「プラスチックだと口当たりが悪くなってしまったりするんですけど、本来の漆器の良さはそのままに、なめらかさと木の柔らかさがすごくいいので、汁物を飲むには最適です。軽くて傷にも強く、熱伝導率が低いので熱いものを入れても、持つ手が熱くならないので、お子さんも使えて非常に使い勝手がいい商品です」と太鼓判を押します。そして「これで漆器を楽しんでいただき、いずれは本格的な漆碗を使っていただければ」と声を大にします。 続いて紹介してくれたのは「伊賀焼のスープボウル」。こちらは直火OKの土鍋で、「1回火にかけると器自体が熱くなるので(温かさが)持続するんです。10~15分は熱いまま食べられるのが一番いいところですね」と高倉さん。また、お鍋からお皿に料理を移し替えたりすると、料理が冷めてしまいますが、こちらはコンパクトなサイズなので移し替える必要がないため、洗い物も減って時短にもなるなど、さまざまなメリットがあります。