同居の59歳母親への“殺人未遂”で逮捕された28歳女性を不起訴 裁判所に医療観察法に基づく申し立て 福岡地検
今年8月、福岡県筑前町の住宅で母親を殺害しようとしたとして逮捕された女性について、検察は不起訴処分としました。 女性(28)は今年8月、筑前町の自宅で、同居していた母親(当時59)を包丁で刺し、殺害しようとした殺人未遂の現行犯で警察に逮捕されていました。 母親がその後死亡したため、警察は容疑を殺人に切り替え、福岡地検に女性の身柄を送致していました。 地検は、女性について精神状態を調べる鑑定留置をするなどして捜査を進めていましたが、22日付で不起訴処分としたということです。 検察は、処分の理由を明らかにしていませんが、同日付で福岡地裁に対し医療観察法に基づく申し立てを行ったとしています。 この申し立てにより、今後、裁判所は精神科医と合議のうえで入院などの必要性を判断するということです。
テレビ西日本