東京で“欧州旅行”を楽しんでみた!広尾散歩通りで「欧州言語の日」祝うスタンプラリー開催
リトアニア、ブルガリア、スロベニア、フィンランドなど各国のスタンプを集めて回る。そして、オランダのポスターを見て簡単に歴史を学んだ後、オランダのクイズとスタンプがおかれている場所にたどりつく。クイズは、この国が日本で「オランダ」と呼ばれるもとになった言葉についてだったが、正解は、「ポルトガル語」だった。 日本の戦国時代から江戸時代初期にかけてオランダが独立戦争を断続的に戦った際に力を持っていたのが「Holland(ホラント)」州。これが戦国時代にポルトガル人宣教師によって「Holanda(Hollandのポルトガル語)」と伝わったのが「オランダ」の語源とされている。 これで選択肢の「ポルトガル語」の落ち着き先もわかった。さらに、ポルトガルのクイズとスタンプが設置されていた店舗の「オランダ」せんべいも巧妙な伏線だったのではという気がしてきた。 ギリシャのテントでは、東京都内でギリシャ語を教えているという専門教室「ギリシャプラザ」の説明を受けた。東京でギリシャ語が勉強できるとは驚き。ギリシャに観光旅行に行き、ギリシャ正教の聖地を訪れたり、クルーズで島々を回る際、少しでもギリシャ語会話ができれば、旅の楽しみも倍加することだろう。