マインクラフトで「原爆投下前のナガサキの暮らしと街並み」学ぶイベント開催 講師・タツナミシュウイチ氏、小学4~6年生対象
2024年8月5日(月)・6日(火)に長崎市役所(長崎県長崎市魚の町4番1号)で、教育版『マインクラフト』を使ったワークショップ「長崎の歴史を学ぼう」が開催される。申し込みの締め切りは7月25日(木)17時まで、参加費は無料。 この記事の画像を見る
マインクラフトで原爆投下を考えるワークショップ
人気ゲームとして知られるマインクラフトの世界は、すべてブロックでできている。ブロックを壊して手に入れた素材をもとに、実在する有名建築物を再現するなど、ブロックの組み合わせでオリジナルの世界を構築して楽しむことができる。 教育版マインクラフトはプログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションで、実際に学校でも活用されている。 ワークショップは、Minecraftカップ全国大会運営委員会と東京大学大学院 渡邉英徳研究室・藤本徹研究室の主催、NIB長崎国際テレビの協力で、「ミライの平和活動展 ~テクノロジーでつながる世界~」の一環として行われる。 原爆投下日の8月9日を迎えるにあたり、かつて長崎にはどのような街があり、それが原爆によってどのように変わってしまったのか。「原爆投下前のナガサキの暮らしと街並み」をテーマに、マインクラフトを通じてグループで協力しながら理解を深める。 ワークショップは長崎市役所2F多目的スペース (長崎県長崎市魚の町4番1号)で2024年8月5日(月)13:00~17:00、6日(火)10:00~15:00に実施。グループワークを行うため、全日程の参加が必要となる。 参加者の対象は、マインクラフトの基本操作を行うことができる小学4~6年生とその保護者(定員25組)。講師にはプロマインクラフターのタツナミシュウイチ氏などが参加する。 パソコンは主催者で準備するが筆記用具、昼ごはん、飲み物、熱中症対策グッズなどは各自で持参すること。 詳細と申し込みは下記URLより。 https://minecraftcup.com/9797/ (注記のない写真:長崎原爆資料館 ゆう / PIXTA)
東洋経済education × ICT編集部