<ドラマアカデミー賞>主演女優賞は「ブギウギ」趣里『素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと駆け抜けた一年』
■ダンスや歌でも魅了した趣里が主演女優賞を受賞 2024年1~3月放送ドラマを対象に開催した第119回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。主演女優賞は、連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか)の趣里が受賞した。ブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子をモデルにした大阪出身の歌手・福来スズ子役。歌にダンスに関西弁にと大変なキャラクターだったが見事に演じ切り、「芝居がうまいのはもちろん、ダンスや歌も見事!」「当時の笠置シヅ子の映像を研究したことが伝わった」と評価された。 【写真】“ブギの女王”福来スズ子を演じた趣里 受賞を受けて趣里は、「素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと駆け抜けた一年でした。たくさんの声をいただき感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝のコメント。「ステージシーンはたくさんテークを重ね、一日に複数演目を演じるので体力の配分などが大変だったのかなあと感じますが、舞台演出の荻田浩一先生や、振り付けの木下菜津子先生やダンサー、エキストラの皆さまに支えられ、ステージシーンの撮影はとても楽しかったです」と、撮影を振り返った。 ■「皆さまの声が励みでした…ほんま、おおきに!」 同作からは、草なぎ剛も助演男優賞を受賞。趣里は、「(草なぎ演じる)羽鳥善一先生とのやりとりは忘れられない瞬間がたくさんありました。これまで積み重ねてきた時間があったからこそ、羽鳥先生から『絶縁します』と言われたときの衝撃がものすごく、本当に心の底から一緒に過ごしてきた時間の重みを感じられました」と印象的なシーンを挙げる。 現場での様子を聞くと、「草なぎさんは常に明るく現場にいてくださり、会うたびにお話しできることがとても楽しく支えになってくれていました。感謝の気持ちでいっぱいです!」と明かした。 最後は、「私が福来スズ子として頑張れたのは間違いなく、皆さまの支えがあってこそです。皆さまの声が励みでしたし、何かの形で恩返しできたらと思っています。ほんま、おおきに!」と視聴者に感謝を伝えていた。 ※草なぎ剛のなぎは、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記