母が通帳とキャッシュカードを”紛失”してしまいました。再発行に「手数料」はかかるのでしょうか?
母親が通帳とキャッシュカードを紛失してしまった場合、どうすればよいか助けを求められることがあるでしょう。紛失した通帳とキャッシュカードは、悪用されないようにまず利用停止の手続きを行う必要があります。それから再発行の手続きに移ります。 ここでは、大手銀行各社のホームページから、通帳とキャッシュカードの再発行の方法や手数料について調べてみました。紛失のリスクは誰にでもあるため、事前に手続きの手順を知っておくことは大切です。 ▼実家で子ども時代の「通帳」を発見! 引き出しは可能なの?
通帳とキャッシュカードの紛失による再発行は手数料がかかる?
通帳とキャッシュカードを紛失した場合、基本的に再発行には手数料がかかることが考えられます。ここでは、大手銀行各社のホームページから再発行の手数料をまとめます。 【A銀行】 ・アプリでの手続き:550円(税込み) ・電話・窓口:1100円(税込み) ※通帳とキャッシュカードともに1件あたり 【B銀行】 ・1件あたり1100円(税込み) 【C銀行】 ・通帳は1件あたり1100円(税込み) ・キャッシュカードはインターネットバンキングで550円(税込み)、店舗で1100円(税込み)
通帳とキャッシュカードの「再発行」手続き方法
通帳とキャッシュカードの再発行手続きは、銀行によって若干の違いはあると考えられますが、基本的には以下の通りです。 1. 通帳・キャッシュカードを紛失した旨を銀行に連絡して利用停止にする 2. アプリ・電話・店舗窓口のいずれかで再発行手続きを行う 3. 1週間~10日程度で通帳またはキャッシュカードが簡易書留にて郵送される 再発行を機に、紙の通帳からデジタル通帳(スマホやパソコンで入出金が確認できるサービス)へ切り替えることができる場合もあります。その場合は再発行不要で手数料が無料になるメリットがあります。 各銀行によって再発行手続きの方法や再発行にかかる日数が異なる場合もあるため、確認してから自身に最適な方法を選ぶとよいでしょう。
通帳とキャッシュカードの紛失にはリスクあり! 対策に努めることも大切
通帳やキャッシュカードの紛失にはリスクがあるため、取り扱いには細心の注意が必要です。紛失・盗難により、預金が勝手に引き出されたり、口座を不正利用されたりするリスクがあります。 また、氏名・住所・口座番号などの個人情報が漏えいする可能性もあるでしょう。通帳やキャッシュカードの紛失に気付いた場合は、速やかに銀行へ連絡する必要があります。 通帳やキャッシュカードの紛失にリスクがあることを正しく認識して、普段から対策に努めることも大切です。これには、通帳とキャッシュカードを安全な場所に保管することが含まれます。 また通帳やキャッシュカードを第三者に預けたり、暗証番号を教えたりしてはいけません。取引明細には定期的に目を通して、不正利用がないかを確認する習慣がついていれば、トラブル時も迅速に対応できるでしょう。