年内で引退するセビージャMFヘスス・ナバス、理由は腰の問題「試合後は2~3日歩けない」「子供たちとのサッカーをあきらめたくないんだ」 | ラ・リーガ
セビージャMFヘスス・ナバス(38)が、今年限りで現役を引退する理由を説明した。 ヘスス・ナバスは昨季、セビージャとの契約を2024年12月31日まで延長。移行期にあるチームを支えるために、半年間だけプレーを続けると説明されていたが、自身の体の問題が大きかったようだ。 セビージャ、ひいてはフットボール界の行ける伝説はスペイン『カナル・スル・ラディオ』とのインタビューに応じて、腰の痛みが引退を決断させたことを明かしている。 「これ以上は無理だ。僕はもう決めているんだ」 「今みたいな状況で4年プレーを続けてきた。消耗はどんどんひどくなっていて、フル出場すれば2~3日は歩けなくなってしまう」 「この6カ月間は自分にとって大きな挑戦だ。12月までたどり着けたらいい。試合をこなすのが、どんどん難しくなっているから」 「僕の人生はフットボールそのものであり、別れを告げるのは辛い。でも、フィジカルの問題によってこの決断を下した。僕の子供たちとフットボールで遊べなくなるのは嫌なんだ」 フットボール史に残るサイドアタッカーは、引退するまでは通常通りの選手生活を送る意思を強調した。 「最後の週は2日間、歩くことができなかった。チームメートたちは僕にもう練習しないでくれと言うよ」 「それでも、僕は20年間ずっと練習に取り組んできたんだ。仲間たちが練習するなら僕だってそうする。1日でも練習しない日があれば、心が痛いんだよ」 ヘスス・ナバスはまた、自分がセビージャに残していくものがあるとすれば、それは全力を尽くす精神であると説いている。 「僕は口数が多い方じゃない。だけど、すべてを出し尽くすレガシーはチームに残るんじゃないかな」 「そう、僕はいつだって全力でやってきたんだ」