"個性派"ナポリタン7選 アレンジがきいた唯一無二の味
『フェブラリーキッチン』@浅草
見た目、味わい、食べ応えと3拍子揃った名物ナポ 老舗洋食店、喫茶店が多いナポリタン激戦区・浅草。浅草花やしきのそばに2019年にオープンしたのがこちら。 ナポリタンには、ラーメン好きにはお馴染みの製麺所「浅草開化楼」の太め手打ち麺(トンナレッリ)を使用。小麦の風味に溢れるもっちり食感で、にんにくを隠し味にしっかり炒めた濃厚なケチャップ味にも負けることなく、食べ応えあるナポリタンに仕上げている。 ここに、さらに卵約3個を使用したふわとろのオムレツをオンしたのがこの「オムナポリタン」だ。 「オムライス的な発想で作ってみたら、ナポリタンに卵のまろやかさとコクが加わって、ひと味違うおいしさになったんです」(店長・佐々木耕平さん)。 東京オムナポリタン1400円 そこにソーセージの旨み、玉ねぎの甘みなども加えることで、見た目、味、食べ応えと3拍子揃った一品が完成した。界隈にある老舗の味に負けることなく着実にファンを増やしている。 [住所]東京都台東区浅草2-29-6天野ビル1階 [電話]03-5811-1535 [営業時間]9時~18時(17時LO) [休日]不定休(インスタで確認を) [交通]地下鉄銀座線浅草駅6番出口から徒歩9分
『珈琲舎ダンケ』@浅草
老舗純喫茶のアイデアナポは飾らないおいしさ ナポリタンが2種類ある。ひとつはウスターソースを隠し味に、ケチャップを和えてしっかり炒める定番タイプ。もうひとつが、トマトソースをベースに味付けしホワイトソースとたっぷりのチーズをのせてオーブンで焼き上げる「スパゲティグラタン」だ。 面白いのは定番の方は柔らかめに茹でてそのまま使うのに、グラタンはソースに絡めてひと晩寝かせてから使用すること。 「定番をグラタンにしたり試行錯誤して、トマトソースの味を麺にしっかり入れてからグラタンにするのが一番おいしくて」と調理担当のやよいさん。 スパゲッティグラタン980円 ホワイトソースのまろやかさ、チーズのコクや風味に包まれたトマトの酸味が見事に絡まり、ハフハフしつつも食べる手が止まらない。 さらに付け合わせのバゲットをソースと絡めて食べた時のおいしさときたら!老舗純喫茶ならではのホッとする味を肩肘はらず気軽に頬張ってほしい。 [住所]東京都台東区浅草3-40-8 [電話]080-5021-9755 [営業時間]8時~18時 [休日]木 [交通]つくばエクスプレス浅草駅A出口から徒歩7分