ファミレスのドリンクバーで元を取るには何杯飲めばよい?
ほとんどのファミレスではドリンクバーを導入しており、一定のお金を支払うと飲み物が飲み放題になります。ドリンクバーがあると、お金を気にせず好きな飲み物を好きなだけ飲めるため、重宝している方もいるでしょう。 しかし、ドリンクバーはさまざまな飲み物があるので、「どれを飲めば元を取れるのだろう」とコスト面で気になる方もいるでしょう。そこで今回はファミレスのドリンクバーについて、原価や元を取る方法について解説します。
ファミレスのドリンクバーはどれぐらいの値段?
ァミレスのドリンクバーといっても、企業によって設定の値段は大きく異なります。数社のファミレスのドリンクバーの値段は、以下の表1の通りです。 表1
※筆者作成 ファミレスのドリンクバーで比較すると、300~500円程度が相場といえます。またドリンクバー単品での価格になっているため、料理とセットで注文すると200円程度でドリンクバーを利用できる店舗もあり、その場合はよりお得になります。
ドリンクバーで元を取るのは難しい
ドリンクバーの原価率を考えると、元を取るには10杯程度飲む必要があります。ドリンクバーの飲み物の原価率はさまざまですが、数円から十数円といわれていますので、元を取るのは難しいでしょう。 それでも元を取りたい場合は、長時間滞在するかまとめてドリンクをたくさん飲む必要があります。しかし、仕事途中のランチでファミレスに立ち寄った際、限られた時間で10杯以上飲むのはなかなか難しいと考えられます。そのため、ドリンクバーで元を取るのはあまり現実的でないといえるでしょう。 ■原価率でなく缶ジュースと比較すると? 原価率でドリンクバーの元を取るのは難しいですが、他の観点で比較すれば元を取ることは比較的容易です。自動販売機で販売されている缶ジュースで考えれば、缶ジュース1本あたりの価格とドリンクバーを比較すると元を取れるかもしれません。 例えば、1本140円のジュースを購入するケースを考えましょう。缶ジュースは1本購入のみでお金がかかります。 しかし、ファミレスではドリンクバー単品であっても、300円程度から利用できます。これらを元に考えると、ジュースをコップ2杯飲んだだけでほぼ元が取れると考えられます。 またファミレスには、ドリンクバーだけでなく友人や家族と話す場も用意されています。そのためゆっくりと腰を据えて話をしたい場合には、原価以外でさまざまなメリットがあるといえます。もちろん、一人でくつろぎたいときにもぴったりでしょう。
ドリンクバーは好きなものを飲んで楽しもう
ドリンクバーの中でも、原価率は飲み物の種類によって異なります。しかし、原価率ばかりを気にしていると本当に自分が飲みたいものを楽しめなくなってしまいます。 「今日はすっきりしたい気分だから炭酸を飲もう」「友達とじっくり話し合いたいからコーヒーを飲もう」など自分の気分に合わせてドリンクをお得に選べる点がドリンクバーの醍醐味(だいごみ)です。原価を気にするだけでなく、自分が飲みたいものを優先してドリンクバーを楽しみましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部