きょうは「国消国産の日」 LINEクーポン配信で応援団募る JA晴れの国岡山
農畜産物の購買促す
10月16日は国消国産の日。JA晴れの国岡山は、10、11月の「国消国産月間」に合わせ、准組合員・地域住民といった消費者を主な対象に農業振興の応援団になってもらうキャンペーンを実施中だ。LINE公式アカウントを通じて電子商取引(EC)サイトで利用できる懸賞付きクーポンを配信。「JAの利用頻度が少ない」「まだ利用したことがない」といった層に向けて県産農畜産物の認知を広げ、選んで買って食べてもらうことを目指す。 LINE公式アカウントは2023年に開設。組合員との対話・意思反映を進める上で重要なツールに位置付ける。24年度は、JA店舗で利用できる組合員クーポンの提供や広報モニタリングに活用を広げた。組合員の意思を事業活動に反映させる。 准組合員からは「組合員ならではのキャンペーンや優遇などがあれば利用したい」といった要望が寄せられた。そこで、准組合員が県内どこからでも手軽に県産農畜産物を購入できるECサイトを起点にした。期間中の新規登録者を含め、懸賞付きクーポンを期間中に1回、准組合員、正組合員には2回の配信で優遇する。 内藤敏男組合長は「正組合員と准組合員が一体となって国消国産運動に取り組む上で、消費者である准組合員の皆さまの視点を生かした、さまざまな参加の場を提供していきたい」と意義を話す。
国消国産とは
国消国産とは「その国で消費する食料はできるだけその国で生産する」という考え方。JAグループは10月16日を国消国産の日と定め、10、11月を国消国産月間としてPRを展開している。
日本農業新聞