彼女に賃貸アパートの鍵を渡したら3日で紛失…鍵交換は「自費」で行うべきでしょうか?
賃貸アパートの鍵を失くしてしまった場合、どう対応すればいいのかを迷う方は多いでしょう。 失くしたものがスペアの鍵で、マスターキーが無事であれば部屋に入ることはできますが、そのままにしておくと不法侵入などの犯罪につながる可能性があります。犯罪を事前に防ぐためにも、早急に鍵交換を行わなければなりません。 本記事では、賃貸アパートの鍵を紛失した場合の正しい対応や、鍵交換の費用負担について、詳しくご紹介します。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介
賃貸アパートの鍵を失くしたときの正しい対応は?
鍵を紛失したときの対応については、賃貸アパートの契約書に記載されているはずです。そのため、まずは契約書の内容を確認する必要があります。 多くの場合、鍵を失くしたときは管理会社や大家に連絡することになっています。失くしたものがスペアキーで、マスターキーは手元にある場合であれば、業者を呼んで開錠してもらう必要はないでしょう。 しかし、紛失したスペアキーを拾った誰かが不法侵入してくる可能性もあるため、早めに見つけられるよう、警察への届け出は必要です。 もしかしたらすでに鍵が届いている可能性もあるため、すぐに確認した方がいいでしょう。紛失届は交番でも受理してもらえるので、近くに交番があれば届け出ることをおすすめします。
鍵交換の費用は誰が負担するのか?
賃貸アパートの鍵を紛失し、鍵交換が必要になった場合の費用は、借り主の負担になる可能性が高いでしょう。 国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にも「鍵の紛失や不適切な使用による破損は、賃借人負担と判断される場合が多いものと考えられる」と記載されています。 鍵の紛失に関しては、「賃借人の使い方次第で発生したりしなかったりするもの(明らかに通常の使用による結果とはいえないもの)」と判断されることが一般的と言えます。 ただし、借り主負担で鍵を交換するにしても、管理会社や大家さんに相談するよう契約書に記載されている場合もあるため、注意が必要です。