「メイ・ディセンバー ゆれる真実」題材となった衝撃事件をデーブ・スペクターが解説
「キャロル」のトッド・ヘインズ監督がナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアの共演で、1990年代に全米を賑わせた10代の少年と30代の女性による不倫スキャンダル“メイ・ディセンバー事件”を題材に描いた心理劇「メイ・ディセンバー ゆれる真実」が、7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。デーブ・スペクター氏が事件を解説する動画が到着した。 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」デーブ・スペクター氏による事件の解説動画 訳すると「5月-12月」となる“メイ・ディセンバー”は、親子ほど歳が離れたカップルを意味する。勤め先の学校で評判が良かった当時34歳のメアリーと、家庭トラブルを抱えていた12歳のヴィリ。いつしか二人は教師と生徒以上の関係になり、メディアや世間のさまざまな憶測を呼んでいく。デーブ氏も「かなりインパクトがあり、興味深い」と述べる。 事件から23年後を描く映画は、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、第96回アカデミー賞脚本賞ノミネートを果たすなど高く評価された。疑念が渦巻くスリリングな物語に引き込まれる。
Story
36歳のグレイシーはアルバイト先で知り合った13歳の少年と情事に及び、実刑となる。そして少年との間にできた子を獄中で出産し、刑期を終えると二人は結婚、平穏な日々を送っていた。 そんな中で事件の映画化が決まり、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)は、モデルとなるグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)を訪問。夫婦と行動を共にしながらリサーチする中で、事件の真相、現在の秘められた感情が見え隠れし、エリザベスは揺らぎ始める──。 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」 ©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved. 配給:ハピネットファントム・スタジオ