フィリピン、ドゥテルテ副大統領に召喚状 「殺し屋雇った」発言で
[マニラ 26日 ロイター] - フィリピン国家捜査局(NBI)は26日、サラ・ドゥテルテ副大統領が、自分が殺された場合にマルコス大統領を暗殺するよう「殺し屋を雇った」などと発言したことを巡って、サラ氏に対し召喚状を出した。 サラ氏は26日、政権が自分の発言を曲解し、マルコス氏が命の危険にさらされていると虚偽の主張をしていると非難。自分の発言は「条件付きの復讐行為」だと述べた。 召喚状はサラ氏に対し今月29日の出頭を求めている。ロイターが入手した召喚状の写しによると、サラ氏は重大な脅迫を行った疑いや反テロ法違反の疑いについて取り調べを受ける。 サラ氏の事務所によると、召喚状が届いた時に同氏は不在で、まだ召喚状を読んでいないという。サラ氏は25日、召喚されれば従うと述べた。