【Bリーグ】広島が初のファイナル進出 名古屋Dとの第3戦にもつれる激戦制し2カード連続下克上成る
プロバスケットボールリーグ・Bリーグの年間王者を決める「Bリーグチャンピオンシップ2023-24」。20日、西地区所属のチーム同士の準決勝となった名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下、名古屋D)と広島ドラゴンフライズの第3戦が行われました。 【画像】日本代表としても活躍する千葉Jの富樫勇樹選手が躍動した 最大3試合まで行われ、先に2勝したチームが決勝へ進出するトーナメント方式の準決勝。 互いに1勝1敗となった西地区首位の名古屋Dとワイルドカード上位・広島の運命の第3戦は第1クオーター、広島の長距離砲がさく裂。ニック・メイヨ選手が2本のスリーポイントシュートを決め、23-13とリードします。 一方の名古屋Dも第2クオーターに反撃。リーグ屈指のシューター須田侑太郎選手が2本のスリーを成功させると、インサイドでは身長2メートル10センチ、体重138キロのジョシュア・スミス選手が存在感を見せ6得点。35-38と3点差に詰め前半を終えます。 一進一退の攻防となった後半。広島はエースのドウェイン・エバンス選手が勝負所で力を発揮、後半だけで19得点をマークすると、山崎稜選手も第4クオーターに2本のスリーを決めるなど14得点とチームをけん引。名古屋Dの猛追を振り切り、79-73で激戦を制しました。 この結果、中地区首位・三遠ネオフェニックスとの準々決勝に続き名古屋Dを2勝1敗で下した広島が初のファイナル進出を果たしました。 もう一方、昨シーズンファイナルの組み合わせとなった琉球ゴールデンキングス対千葉ジェッツの一戦は21日に行われ、広島との決勝を迎えます。 【結果一覧】 広島ドラゴンフライズ79-73名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 【今後の試合日程】 21日 準決勝第3戦 琉球ゴールデンキングスー千葉ジェッツ