「相棒」出たのは熊ではなく亀だった!右京&薫の見事な連携にネット歓喜【ネタバレあり】
連続ドラマ「相棒season23」(テレビ朝日系)の第3話「楽園」が、30日に放送された。山奥のペンションに1人滞在する特命係の杉下右京(水谷豊)と、温泉宿で休みを満喫する相棒・亀山薫(寺脇康文)という別々のシーンからはじまる冒頭と、さまざまな思惑を持つ登場人物たちの予想のつかない展開に「えええ、そうきたか」「全員ワケアリの集まりなのか?」と驚きの声が上がったほか、離れていても通じ合っていた特命係に「さすがだ」「相棒だなあ」とほのぼのする視聴者が続出した。(以下、第3話の内容に触れています) 【画像】予想外の結末!「相棒23」第3話 携帯の通じない山奥のペンション「らくえん」に泊まりに来た右京を、誠実そうなオーナーの樫村陽介(福士誠治)と従業員の志田綾乃(水沢エレナ)が出迎えてくれた。宿泊客は、右京が「こんな旅先でお会いできるとは。光栄です」と語りかけるミステリー小説家・岸みどり(ふせえり)と、その編集者・中田崇裕(富岡晃一郎)、父・大塚伸也(前田恭明)の世話を焼く娘の児島亜紀(於保佐代子)、若いカップルの寺崎美晴(柳美稀)と加藤大河(後藤大)と多彩だ。
一方、薫は妻・美和子(鈴木砂羽)と休暇を取って温泉宿に。ところが、ビルから転落死した男の動画に映る右京を美和子が発見。薫は休暇を返上して出勤し、角田課長(山西惇)から右京が違法薬物の摘発の手伝いをしていたことを聞いた。
右京が捜査を開始した男・古瀬彰人(草野イニ)は、転落死していたという。男の部屋にはダークウェブにつながるツールがあり、スマホは六本木で行方が途絶えていた。薫は「右京さんならこんなとき何をした?」と、右京の行動をトレースする。「薫ちゃん、さすが右京さんと長い!」「肉体派だけど、右京さんを追える能力すごい」と驚きの声があふれた。 土師太(松嶋亮太)によると、伝説のハッカーでハンドルネーム・バジリスクが仮想通貨で50億円を奪っていた。それを、あらゆる悪行を仕切っていた鮫島という半グレが追っているようだ。薫は鮫島の情報を集め、右京のあとを追い、バジリスクが何度も連絡をとっていたペンションとして「らくえん」をつきとめた。