【難読地名】60代以上が選ぶ「地元民しか読めないと思う長崎県の市町村名」ランキング! 2位は「小値賀町」、1位は?
多くの半島と島で構成された自然の豊かな長崎県。秋には美しい紅葉が楽しめるほか、温泉地も多いため、多くの人が訪れています。そんな長崎県には地元の人にしか読めないような地名も多くあります。 【画像:ランキング13位~1位を見る】 そこでねとらぼでは、2024年4月29日~5月6日にかけて「『地元民しか読めない』と思う長崎県の市町村名は?」というアンケートを実施しました。 本記事ではご投票いただいた中から「60代以上」と回答した137票を基にした結果を紹介します。それではランキングを見ていきましょう!
●第2位:小値賀町(おぢかちょう)
第2位は「小値賀町」(おぢかちょう)でした。北松浦郡に位置する小値賀町は大小17の島々で形成されていて、その雄大で美しい景観から、島のほとんどが西海国立公園に指定されています。佐世保からフェリーで約3時間、高速船で約1時間30分、福岡からはフェリーで約5時間でアクセス可能です。 小値賀の地名の由来は古く、『肥前国風土記』によると、景行天皇が現在の平戸市志々伎を訪れた際、西の海を見て「遠くにあるが近くに見えるので近島(ちかしま)(値賀島)」と呼んだそうです。小値賀島周辺の第1の島を「小近」(おちか)、第2の島を「大近」(おおぢか)と呼んだと伝えられていて、現在もその呼び名を継承しています。
●第1位:東彼杵町(ひがしそのぎちょう)
第1位は「東彼杵町」(ひがしそのぎちょう)でした。東彼杵郡に位置する東彼杵町は、かつて長崎街道の宿場町、また平戸街道の起点として発展してきたエリアです。江戸時代から明治時代にかけては、捕鯨や鯨肉取り引きの中心地としても知られていました。 現在は長崎県を代表するお茶の産地として知られていて、全国茶品評会においても4年連続日本一に輝くなど、非常に高い評価を獲得しています。また、「杵」の名は「西彼杵郡」「東彼杵郡」など、郡名にも採用されています。
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