日本男子団体 世界6位の韓国に敗れ初戦敗退。エース張本の1勝にとどまる【卓球 アジア選手権】
<2024年10月7日(月)~10月13日(日)第27回ITTF-アジア卓球選手権大会@カザフスタン・アスタナ> 【結果速報】『第27回ITTF-アジア卓球選手権大会2024』10月7日(月)~13日(日)開催! 10月8日、男子団体準々決勝で日本(世界ランク5位)が韓国(同6位)にマッチカウント1-3で敗れた。 東京五輪3位決定戦での激闘が記憶に新しい両国。当時は日本が勝って銅メダルを獲得したが、初戦としては手ごわい難敵だ。
第1試合は張本智和(21=智和企画/世界ランク9位)とアン・ジェヒョン(24=同22位)が対戦。まず張本はバック側へのツッツキを効果的に使い、ミドルを攻めて11-6で先制する。 2ゲーム目はアンのフォアドライブの回転にラケットの角度が合わずに8-11で落とすが、次はバック側を軸に張本が攻めて9連続ポイントで11-2と奪う。 第4ゲームはアンのサーブレシーブに手こずり7-11で失うも、5ゲーム目は張本がいきなりレシーブで2本取り、長短のYGサーブでエースも奪ってラリーも押しきり、11-5として先勝した。
第2試合は戸上隼輔(23=井村屋グループ/同18位)と韓国のエース、チャン・ウジン(29=韓国/同14位)との一戦。戸上はパリ五輪シングルスからのリベンジ戦だ。 第1ゲームは終盤、バック側へロングサーブを連発したチャンに9-11で先制される。次もチャンに巧みなサーブレシーブから強烈なフォアにつなげられ、3-11で落とす。 3ゲーム目は戸上が先に攻める展開から11-5で取るが、フォアが強く、つなぎのボールも質が高いチャンに第4ゲームを6-11で奪われ、韓国に1勝1敗のタイに戻された。
第3試合は篠塚大登(20=愛知工業大学/同44位)がオ・ジュンソン(18=同32位)と対戦。序盤はオにフォア側を突かれて6-11で先制を許す。 2ゲーム目は篠塚が3球目攻撃を浴びせ7-3までリードするが、オのカウンターを受け10-12と逆転で奪われる。次は篠塚が前陣から両ハンドを打ち続け11-6で取り返す。 要所でストレート攻撃を決めた篠塚は、第4ゲームを11-9で奪取。5ゲーム目も5-2まで篠塚がリードするが、次の一本をサーブミスし、ラリー戦で逆転され8-11で失い敗れた。