新型MINIの本命か? 「ミニ クーパー」に待望の5ドアが登場。第2世代目に進化!
BMWジャパンは“新世代MINI”の第4弾として「ミニ クーパー 5ドア」を6月から販売を開始した。2014年に誕生した初代5ドアの第2世代目モデルで、まずはガソリンエンジン搭載モデルのみを導入する。シンプルなデザインで長く愛される1台になりそうだ。 【写真】MINI最後のガソリン車? ミニ クーパー 5ドアの詳細はこちら!(全31枚)
ミニ5ドア ハッチバックが第2世代目に進化!
BMWジャパンは、新世代MINIの第4弾となるプレミアム・スモール・コンパクトセグメントの「MINI クーパー 5ドア」を6月13日から販売を開始した。納車は2024年第4四半期以降を予定している。 2014年に誕生したMINI 5ドアの第2世代目となる今回の「MINIクーパー 5ドア」。新世代となったMINIの中では、「MINI カントリーマン」、「MINIクーパー 3ドア」、BEVの「MINI エースマン」に続く第4弾となる。 3ドアに比べて全長は180mm長く、ホイールベースを70mm延長した広い車室を持つ5ドアのボディサイズは、全長4,035mm、全幅1,745mm、全高1,470mm、ホイールベース2,565mm。搭載するパワーユニットは、「MINIクーパーC 5ドア」が最高出力115kW (156PS)/5,000rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpmを発生する新世代モジュール式高効率1.5L直列3気筒MINIツインパワーターボ・ガソリンエンジン。 「MINIクーパーS 5ドア」は最高出力150kW(204PS)/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpmを発生する新世代モジュール式高効率2L直列4気筒MINIツインパワーターボ・ガソリンエンジンで、どちらも7速ダブルクラッチトランスミッションを組み合わせる。 「カリスマティック・シンプリシティー」をデザイン言語とする新型のエクステリアは、基本的には3ドアに準じたもので、複雑な8角形の輪郭を持つフロントグリルと、新たなヘッドデザインによって形作られている。3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャーライトや、Welcome/Good-byeライトなどMINIらしいギミックを採用。先代モデルで人気の「マルチ・トーン・ルーフ」はオプションとして用意されている。 一方のインテリアも同様で、ステアリングホイール後方のメーターパネルを廃止し、情報は直径240mmの円形有機ディスプレーと前方のヘッドアップディスプレイが担うというもの。ダッシュボードはリサイクル・ポリエステルを使用した温かみのある新素材を採用している。 またMINIエクスペリエンスモードによって、最大7パターンの光のグラフィックがダッシュボード上に投影でき、パーソナルモードでお気に入りの画像を背景に設定したり、ビビッドモードで流れている音楽のカバーアートに合わせたライトエフェクトが25色の中から自動で選定・投影される。 価格はMINIクーパーC 5ドアが408万円、MINIクーパーS 5ドアが477万円だ。 SPECIFICATIONS ミニ クーパー C 5ドア|MINI COOPER C 5 DOOR (※以下はヨーロッパ仕様車の値) ボディサイズ:全長4,035×全幅1,745×全高1,470mm ホイールベース:2,565mm エンジン:直列3気筒MINIツインパワーターボ・ガソリン 排気量:1,498cc 最高出力:115kW(156PS)/5,000rpm 最大トルク:230Nm/1,500-4,600rpm 価格:408万円
文= 原アキラ 写真= BMW