全国初の摘発です。 商標法違反の疑いで書類送検されたのは、30代から60代の男ら5人で、電動アシスト自転車のスピード制限を解除する改造部品などをインターネットで販売する際、大手メーカーのロゴを無断で使った疑いが持たれています。 電動アシスト自転車の最高速度は時速24キロと定められていますが、警察によると、改造部品を取り付けたものは、時速50キロまで出るようになっていたということです。 男らは3Dプリンターなどで改造部品を作ったとみられていますが、改造部品の製造や販売、購入については規制する法律がなく、大阪府警は商標法違反で摘発しました。 改造部品とそれを取り付けた電動アシスト自転車は、2020年以降4500件ほど販売され、売上はおよそ4000万円に上るということです。