「相手に払う賠償金足りない」交通事故装い女性から現金210万円詐取か…男女5人逮捕「裁判終われば金は戻る」と告げるも金貸し後に連絡取れず
交通事故を装い現金をだまし取ったとして男女5人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の長野直樹容疑者(47)と住居不定・派遣社員・妻のえみ容疑者(42)、住居不定・無職角野綾子容疑者(43)、住居不定・無職・小島愛子容疑者(40)らあわせて5人です。 警察によりますと、5人はおととし、大阪府内に住む女性(当時23)に、「交通事故を起こして相手に払う賠償金が足りない」などとウソを言って、現金210万円をだまし取った疑いが持たれています。
被害にあった女性(当時23)は石井容疑者の元アルバイト仲間で、弁護士を装った長野容疑者から「裁判が終われば金は戻ってくる」などと言われていましたが、金を貸したあと、石井容疑者と連絡が取れなくなったということです。 5人は大阪市浪速区の民泊施設の一室で同居していたとみられ、部屋からは他人名義のキャッシュカードが見つかったということです。 警察の調べに対し長野直樹容疑者は容疑を認めていて、警察は5人の余罪についても調べています。