休憩中のSNSチェックが「脳疲労」になっているかも!?【正しい脳の休め方】とは
“正しい”脳の休め方 とにかく没頭!!!
脳疲労を解消するには、体を休めたり、SNSや動画を眺めることよりも、格段に有効な方法があります。それはずばり、自分が今やる必要がある仕事や家事に「没頭する」こと。「逆に脳を働かせるのでは!?」と思うかもしれませんが、何か1つのことに没頭しているときは「自分に注目しないで済む」ため、悩みやストレスから解放されて、脳も休むことができるのです。 SNSが脳疲労回復につながらないのは、無意識のうちに「自分に意識が向く」ことが増えるから。いいねの数や投稿内容を誰かと比較したり、発信するときもつい「よく見せよう」という意識が働いてしまいます。さらに通知(音や振動)がしょっちゅう鳴ることで作業が中断してしまい、「注意力」の資源も奪われていきます。 SNSを生活から完全に切り離すのは難しいですが、通知を切ったり、集中するときはスマホを遠くに置くなどの工夫はできるはず。スマホを切って何かに没頭している時間こそ、最強の「脳の休息タイム」といえるかもしれません。 取材・文/金澤英恵 イラスト/日向山葵 Edited by 関野 桃子
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