【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】今夜、運命のトライアル最終戦/まだ全員に可能性/ボーダーは最低17点、最高22点?
女子トップレーサー12人による今年のボートレース界最後の特別戦、蒲郡ボートのプレミアムGⅠ「第13回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)は30日夜、トライアルの最終第3戦を争い、大みそかに争われる優勝戦のメンバーが決まる。 【ボートレース】2025年度の特別戦日程【表】
2戦を終えて、2戦とも白星で計20点を稼ぐ遠藤エミがトップ。最終第3戦は枠番抽選で1枠をゲットする強運も見せ、V最短の優勝戦1号艇が目前。
一方で最下位は計7点の西橋奈未。2戦目が選手責任のエンスト失格で減点2。初戦2着(9点)の好走から一気に後退してしまった。ただ、お互いの着順の取り方次第では優勝戦進出の可能性がわずかに残る。 2戦目が無念の不良航法(減点7)で計9点に後退した前回覇者・浜田亜理沙にとってもそれは同様。12人全員が優勝戦入りの可能性を持って最終戦への準備を進める。 全12人が無事にゴールする想定で、最下位の西橋が優勝戦に進める条件は、出走する12Rで自身が勝つことがまず必要。これで計17点。なおかつ11Rで、平高奈菜が5着(計17点)、藤原菜希が6着(計17点)、宇野弥生が3着以下(計16点以下)。この結果なら、同点の藤原や平高を上位着順差で退け、優勝戦最後の椅子の6位に滑り込むことができる。
11Rがその結果なら、浜田は2着(計18点)でも6位に滑り込める。 2人とも11Rの結果次第のため、12R出走前に可能性が消えている場合もあるが、逆に可能性があると分かって出走できる場合もあり、そうなればモチベーションは相当に高まりそうだ。 この2人とは別に、宇野(計9点で現11位)は11Rが出番とあって、とにかく必勝態勢。勝って優勝戦進出の可能性を広げる。 逆にボーダーが最も高くなるケースは、22点とみられる。