ヤクルト・阪口が150万円アップの年俸1000万円でサイン 2軍で“3冠”も「うれしさも悔しさも…」
ヤクルトの阪口皓亮投手(25)が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、150万円増の年俸1000万円でサインした。 移籍2年目の今季は2試合に先発して0勝1敗、防御率10.80という成績だった。一方でイースタン・リーグでは最多勝(9勝)と最優秀防御率(2.24)、最高勝率(.750)の3冠を獲得して飛躍を予感させる好成績を残した。「ファームでタイトルを獲れたのはありがたいけど、もう勝負するところはそこじゃない。うれしさもあり、情けなさもある」と振り返った。 23年7月に交換トレードでDeNAからヤクルトに移籍した。1メートル88の長身から投げ込む150キロ超の直球を武器としており、先発ローテーション候補として期待されている。 背番号も「58」から「66」に変更されることが決まった。憧れの存在の斉藤和巳(ソフトバンク3軍監督)が現役時代に背負った番号。球団に変更を直訴したところ認められたそうで「ずっとつけたいなと思っていた番号だった。何か心機一転、気持ちも面でも形の面でも変えたいというのがあった。斉藤和巳さんに少しでも近づけるように」と言葉に力を込めた。 (金額は推定)