児童の調査票、1クラス34人分を紛失 加東市の小学校、職員室の保管庫に施錠し保管 兵庫
加東市教育委員会は11日、市立小学校で、氏名など個人情報を記載した児童調査票1クラス34人分を紛失したと発表した。同日までに個人情報の流出などは確認していないという。 【写真】小中高校、夜は留守電に 働き方は変わった? 導入していない学校も、地域で運用に差 市教委によると、調査票には氏名、生年月日、住所、連絡先、家族構成と自宅までの略図を記載しており、同校では職員室の保管庫に施錠して保管していた。11月22日、教頭が1クラス分の紛失に気づき、全教職員で探したが見つからなかったという。 10月末にはすべての調査票があったといい、市教委は今月7日、加東署に遺失届を提出。同校は10日、保護者説明会を開いて謝罪した。 市教委は再発防止策として、保管庫を施錠する前に全クラスの児童調査票がそろっていることを確認し、定期的に校長と教頭が二重に点検するよう、市立の小中学校に指示した。(金井恒幸)